探偵の1時間当たりの値段が当てにならない理由
最近は多くの探偵事務所が価格競争をして安い料金になったような感じがしますが、実は安くなってません。
この物価高の日本で価格を下げることはできません。
ではなぜ、探偵を雇う費用が安く見えるようになったのか?
それは、
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安く見せる広告が上手になった
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1時間当たりの表記が増えた
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証拠がとれなければ0円の広告をうつ探偵が増えた
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探偵を雇う料金が安く見せる広告が増えた
これは1時間当たりの表記が増えたことがあります。
例えば、浮気調査1時間4,900円~
これ普通にみれば4,900円で浮気調査ができると勘違いしますが、この値段では依頼できません。
探偵事務所もボランティア団体ではないので、利益がでない依頼はうけません。
これは1名の調査員の時給が1時間4,900円~で、実際には尾行には最低3名が必要。
そして、最低稼働時間といって、1日6時間以上でないと契約できないなどの条件があります。
東京ALG探偵など弁護士法人が運営しているところは、本当に1時間から依頼できますが、
これは例外であり、多くの探偵社では1時間で依頼しても拒否されます。
浮気調査1時間4,900円に追加される費用
これは人件費だけで、これに調査にかかる交通費・車両費・機材費・報告作成代金・通信費・深夜早朝の割増料金などの諸経費が加算されます。
つまり、浮気調査1時間の値段はあてにならない参考価格の値段
広告を見ると安いと思わせる錯覚を狙った集客業務であり、騙されてはいけません。
「証拠がとれなければ0円」広告の探偵が増えた
これは完全成功報酬制という支払い方法で、浮気調査の前に成功の定義を決めて、その依頼内容の情報が取れなければ費用0円という契約。
しかし、これも探偵側で悪用する業者がいて消費者センターへの相談が年増加。
その苦情内容の1位と2位は、「調査レベルが低すぎる」と「料金トラブル」
- 依頼したのに信用できない証拠しか持ってこない
- 水増し費用のようなものを請求された
- 証拠にならないもので高額な成功報酬を請求された
などなどのクレームが国民生活生活センター、消費者センターへ届いてます。
良心的な探偵は契約前に「成功の定義」を明確に説明してから契約しますが、悪徳探偵は説明もしないまま契約を急がせて高額な費用を請求。
だから探偵や興信所選びは慎重にならないと失敗して後悔することに。