自社で働いている社員や取引先のおかげで会社は運営することができているので、大事な社員や取引先のことは疑いたくないという経営者もいると思いますが、きちんと社員や取引先のことまで考えてあげることができる経営者は立派な経営者と言えるでしょう。
社員や取引先にもそれぞれの生活があるわけで、特に仕事と関係のない部分については余計な干渉をする必要はありませんが、社員や取引先の素行によっては実益を損なうこともあるので会社によっては興信所の身元調査で社員や取引先を調べるところもあります。
身元調査で調べるケースとして多いのは職歴で、職歴を調べていく中で過去にライバル会社で勤めているようなことが発覚するケースもありますが、これがオープンな情報ではない場合だと裏で前の会社と繋がっていてスパイとして送り込まれていることもあります。
特にライバルが多い職種の会社になってくるとドラマのような話しでも実際に起こることは少なくなく、スパイ行為の有無を興信所の身元調査で調べるようなケースもあります。
この場合は相手の名前やある程度の情報は把握することができているので、興信所の身元調査でもそこまで時間はかからないことが多いのですが、もしスパイ行為などが発覚した場合はどのように対応するかということも考えておく必要があります。
また、仕事によっては社員や取引先の犯罪歴に目を瞑ることができないこともあるので犯罪歴の有無を興信所の身元調査で調べてもらうようなこともあります。